Python:環境設定(Windowsでインストール、VSCodeの操作)

投稿日:2026-01-02

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目次

  1. 環境の概要と今回できること
  2. WindowsでのPythonインストール手順
  3. VSCodeの設定と実行の流れ
  4. 実践コードとデバッグ・1段ステップアップ
  5. 30秒チェック:
  6. 注意(ここだけ)
  7. 要約

環境の概要と今回できること

今回できるようになることは、WindowsにPythonを入れて、VSCodeで実行とデバッグができる状態にすることです。

Pythonは読みやすい文法を持つ言語です。プログラム実行の基本はインタプリタで、Windowsでは主にpythonコマンドとして利用します。

VSCodeはエディタ兼軽量なIDE(統合開発環境)です。拡張機能を入れると、Pythonの実行とデバッグに対応できます。

このセクションでは、インストールの確認、VSCodeでのインタプリタ選択、簡単なスクリプトの実行までを丁寧に説明します。

WindowsでのPythonインストール手順

  1. 公式サイト(python.org)から最新版のインストーラをダウンロードします。
  2. インストーラ実行時は「Add Python to PATH」にチェックを入れてからインストールします。これにより、コマンドプロンプトやPowerShellでpythonを実行しやすくなります。
  3. インストール後は、コマンドプロンプトでバージョン確認をします。

判断のポイントとして、複数バージョンを使う場合は、pyランチャー(py -3.10など)やvenv(仮想環境)の利用を検討すると運用しやすいです。

実行コマンド例は、PowerShellまたはcmdで実行します。

python --version
py -3 --version

VSCodeの設定と実行の流れ

  1. VSCodeをインストール後、拡張機能から「Python」を入れてください。pipは不要ですが、静的解析が欲しい場合はpylintを入れると便利です。
  2. VSCodeでフォルダを開き、左下のインタプリタ選択からインストール済みのPythonを選んでください。
  3. ファイルを作成し、右上の実行ボタンまたはF5で実行・デバッグを開始できます。ブレークポイントをクリックで挿入し、変数ウォッチで確認できます。

pylintを入れる場合は、次のようにpipでインストールできます。

pip install pylint

実行は、コマンドでの実行またはVSCodeの実行・デバッグ機能で行えます。

python file.py

判断のポイントとして、VSCodeのPython拡張が提示するインタプリタを使うと、仮想環境の切替が楽になります。

実践コードとデバッグ・1段ステップアップ

最小コードはこちらです。

# sample.py
import sys
import platform
from datetime import datetime

def greet(name):
    return f"Hello, {name}. Python {platform.python_version()}"

def main():
    name = sys.argv[1] if len(sys.argv) > 1 else "World"
    msg = greet(name)
    now = datetime.now().isoformat(sep=' ', timespec='seconds')
    print(msg)
    print("実行時刻:", now)
    # 結果を簡単なファイルに保存
    with open("sample_output.txt", "w", encoding="utf-8") as f:
        f.write(f"{now}\n{msg}\n")

if __name__ == "__main__":
    main()

引数で名前を受け取り、挨拶とPythonバージョン、実行時刻を表示します。最後に sample_output.txt に書き出します。

実行方法は、コマンドラインで python sample.py YourName を実行するか、VSCodeでsample.pyを開いてRunまたはF5で実行します。

出力例はこちらです。

Hello, Alice. Python 3.11.2
実行時刻: 2026-01-02 12:34:56

確認方法は、print出力で内容を見ていきます。型も見たい場合は type(msg) を追加して確認します。ファイル出力は、エクスプローラで sample_output.txt が作成されているかを確認します。

よくあるミスとして、pythonコマンドが見つからない(「'python' は内部コマンドではありません」)という表示があります。原因はPATHが通っていないことが多いので、インストーラを再実行して「Add Python to PATH」にチェックして再インストールするか、環境変数にPythonのパスを手動で追加します。

もう一つはインデントミス(IndentationError)です。スペースとタブが混在して起きやすいので、エディタ設定でタブをスペースに統一し、正しい位置にそろえて修正します。

デバッグは、まずprintで値を出す方法が手早いです。VSCodeのデバッガではブレークポイントで停止し、Variablesビューで変数の中身を確認します。loggingを使う場合は、import logging; logging.basicConfig(level=logging.DEBUG) を入れると段階的にログを出せます。

さらに一段ステップアップするなら、このスクリプトをargparse(標準ライブラリ)で引数対応し、例外処理でファイルI/Oエラーを扱うようにすると実用度が上がります。

30秒チェック:

Pythonスクリプト実行時に「moduleが見つかりません」と表示される場合は、まずpipで該当モジュールがインストール済みかを確認し、次にVSCodeで選択しているPythonインタプリタが同じ環境を指しているかを確認します。

注意(ここだけ)

  • ファイルの書き出しは既存の同名ファイルを上書きしますので、重要なファイルと同名にならないファイル名を使うか、上書きしないロジック(存在確認やバックアップ)を実装するとよいです。

要約

  • Windowsでは公式インストーラで「Add Python to PATH」を有効にすると、コマンド実行がしやすくなります。

  • VSCodeはPython拡張を使うと、インタプリタの選択とデバッグができます。

  • 簡単なスクリプトを用意すると、バージョン確認・引数処理・ファイル書き出しの基本が学べます。

  • よくあるトラブルはPATH設定とインデント混在ですので、それぞれの原因と直し方を確認するのがポイントです。

  • ファイル上書きの挙動は1点だけ要チェックです。