VBA入門:仕事効率を上げる最初の一歩
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目次
はじめの一歩:マクロ記録で速攻自動化
結論としては、まずは「マクロの記録」で操作を保存し、あとから編集するのが最短ルートです。
同じ操作を何度も繰り返して疲れることがよくありますが、マクロを試してみるとすぐに結果が出て驚くことが多いです。
たとえば、コピーや書式変更を毎回手作業で行うと時間がかかりますが、Excelの[開発]→[マクロの記録]で操作を保存してから、不要な部分だけを削って整えられます。
- [開発]タブから[マクロの記録]を開始します。
- 自動化したい一連の操作を実際に行います。
- 記録を停止して、必要に応じて記録内容を編集します。
家事のルーティンをタイマーで記録して、あとで同じ流れを再生するような感覚です。
よく使う時短マクロ例とUI手順
大量行で不要な列を削除したり日付を整形したりする作業は手間になりやすいですが、単純なマクロでまとめて処理できます。
まず試す手順は次の3ステップです。
- Excelで[開発]→[Visual Basic]を開きます。
- 新しいモジュールにコードを貼り付けて保存します。
- マクロを実行して結果を確認します。
列削除とメッセージ表示の短いマクロ例です。
Sub DeleteColA()
Columns("A").Delete
MsgBox "列Aを削除しました"
End Sub
要チェックのポイントとして、実行前に非表示行や保護設定がないかを目視で確認すると安心です。
避けたい例として、対象列を取り違えて削除してしまうことがありますが、選択範囲の勘違いが原因になりやすいです。
トラブルシュート:確認観点と切り分け
困りごととして、マクロが途中で止まったり反応しなかったりして焦ることがありますが、原因を切り分けると最短で回復できます。
- 実行ログとエラー行を確認すると、問題の入口を特定しやすくなります。
- セル参照やシート名をハードコーディングしていないかを確認すると、環境差分による失敗を見つけやすくなります。
チェック方法として、ステップ実行(F8)で止まる箇所を特定すると、再現条件と原因が結び付けやすくなります。
避けたい例として、次のように Worksheets("Sheet1") でエラーになる場合は、シート名の変更やスペルミスが原因になっていることが多いです。
Worksheets("Sheet1")
例え話として、道案内の地図が古いと目的地に着けないのと同じで、参照先の名前が変わるとコードが意図した場所にたどり着けなくなります。
設計のコツと判断のポイント
困りごとは、作ったマクロが他の人に渡しづらく、不安が残ることです。解決としては、可読性と共通設定を整えることで、使い回せるマクロにできます。
設計の基本は次のとおりです。
- 定数や対象範囲の設定は冒頭にまとめて、変更点が追いやすい構成にします。
- エラーハンドリングを入れて、失敗時の状況が追えるようにします。
短いテンプレ例として、エラーハンドルは次のように書けます。
Sub SafeRun()
On Error GoTo ErrHandler
' 処理本体
Exit Sub
ErrHandler:
MsgBox "エラーが発生しました:" & Err.Description
End Sub
判断のポイントは、その処理を人間が1分以上かけて行うなら自動化の優先度が高いことです。小さな自動化は段階的に拡張していくと、全体の効率が上がります。
注意(ここだけ)
- マクロを実行する前に、必ずファイルのバックアップを作成するのがポイントです。
要約
マクロ記録を使って操作を保存し、必要に応じて編集することで目的の自動化を作成できます。
基本のUI手順は、[開発]→Visual Basic→モジュール追加→貼り付け→実行の流れです。
トラブルはステップ実行を使い、シート名と範囲の指定を確認することで切り分けできます。
設計では定数化とエラーハンドリングを取り入れることで、再利用性を高められます。
実行前にバックアップを取り、ログを残す運用を行うことで、作業の追跡と復旧をしやすくできます。